
公害防止管理者の過去問|令和3年 ばいじん・粉じん特論 問4 問題と解説
問題4
サイクロン内の半径位置50cmにおいて、接線方向速度10m/sの粒子における遠心効果はおよそいくらか。
- 5.1
- 20
- 41
- 81
- 200
問題4の解答
正解は「2」です。
問題4の解説
サイクロン集じん装置内の半径50cmの位置で、接線方向速度10m/sの粒子が受ける遠心効果は、おおよそ20になります。遠心効果(遠心力効果)とは、その場の遠心加速度が重力加速度の何倍になるかを示す数値です。
計算では、半径 r=0.50m、接線速度 v=10m/s のとき、遠心加速度は
となります。これを標準重力加速度で割ると、
となり、粒子には重力の約20倍の遠心加速度が及ぶ計算になります。したがって、最も近い選択肢は「20」です。選択肢の中で(2)の20以外は、5.1(約5倍)、41(約41倍)、81(約81倍)、200(約200倍)と大きく異なりますが、計算値20.4に最も近い値20が適切です。
問題を解くポイント
サイクロンなど遠心集じん装置では、遠心力で表され、重力との比較(何Gか)を問われます。このため遠心効果=遠心加速度/重力加速度で計算できます。単位変換せず数値の比をとることで簡単に求められるので、与えられた速度と半径を使って計算し、重力加速度で割るという手順で解答できます。


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