
公害防止管理者の過去問|令和7年 大気・水質概論 問7 問題と解説
問題7
問7 次に示す植物のうち,オゾンに対する感受性が最も低いものはどれか。
(1) グラジオラス
(2) サトイモ
(3) ホウレンソウ
(4) アサガオ
(5) トウモロコシ
問題7の解答
正解は「1」です。
問題7の解説
環境省資料では、葉の可視障害の出やすさ(オゾンドース等)に基づく相対比較リストにおいて、グラジオラスは「非常に抵抗性(=感受性が低い)」側に位置づけられています。
https://www.env.go.jp/content/000107098.pdfより引用
解答に至るまでのステップ
ステップ1:「感受性が低い」の意味を確認します
本問の「感受性が低い」とは、オゾンに曝露されても 葉の可視障害(斑点・褐変など、目に見える被害)が出にくい、言い換えると 抵抗性が高いことを指します。
ステップ2:公的資料(環境省)の相対比較リストで、各植物の位置づけを確認します
環境省資料の表(可視障害に基づく相対的なオゾン感受性比較リスト)では、「非常に感受性」→「感受性」→「やや抵抗性」→「非常に抵抗性」の区分が示され、植物名が各区分に配列されています。
ステップ3:選択肢ごとに、どの区分に入っているかで正誤を決めます
- (4)アサガオ
表で「非常に感受性」側に挙がっています。つまり感受性が高いため、「最も低い」ではありません。 - (3)ホウレンソウ
アサガオ等と同様に、可視障害が出やすい作物としてリストに挙がっています。よって「最も低い」ではありません。 - (2)サトイモ
リスト上、感受性が高い側に含まれています。よって「最も低い」ではありません。 - (5)トウモロコシ
少なくとも、環境省の当該「可視障害に基づく相対比較リスト」中に、選択肢としてのトウモロコシが明示されていません(したがって、この表を根拠に「最も低い」とは言えません)。 - (1)グラジオラス
表の「非常に抵抗性(=感受性が最も低い側)」に挙げられています。よって、選択肢中で「感受性が最も低い」は (1)と判断します。
問題のポイント
- 「感受性が低い」=「被害が出にくい」=「抵抗性が高い」という同義関係をまず固定します。
- この問題は、一般論で迷うよりも、環境省資料の“相対比較リスト(可視障害ベース)”に載っている区分で判断するのが最短です。
- 本問の選択肢では、グラジオラスが「非常に抵抗性」側に明示されている点が決定打です。



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