公害防止管理者の過去問に関する著作権について

公害防止管理者の過去問に関する著作権について
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本サイトでは、公害防止管理者試験の過去問とその解説を公開しています。さらに、AI技術を活用した学習ガイドチャットの開発を進めています。これに関して、法律に詳しい方の中では「国家試験の過去問をインターネットに公開する行為は著作権法に違反するのではないか?」と疑問をお持ちになられる方もいるはずです。

本サイトを運営する管理者の理解として、国家試験は「編集著作物」としての著作物性が認められるため、著作権法上の保護を受ける対象になると考えています。したがって、著作者には、法令上の複製権が認められているので、試験問題を制作した団体からの承諾を得ずに過去問を複製している場合、差し止めや損害賠償の対象になると理解しています。

具体的に言えば、インターネット上に試験問題を公開する行為は、著作権法第21条(複製権)の「著作者は、その著作物を複製する権利を専有する」という複製権の侵害になると解釈しております。

この前提で、ISEEDでは、2025年10月15日に「公害防止管理者」の試験問題の著作者である一般社団法人産業環境管理協会に「著作権利用許諾書」を提出しております

残念なことに、ネット社会では許諾書に記載されているルールを無視したウェブサイトが多数存在しています。関連協会の権利を損なうコンテンツは、それが便利なものであっても許容すべきではありません。

ISEEDでは関連団体の利益を尊重しながら、受験者が環境系の資格試験に挑戦しやすい学習コンテンツの制作を行なって参ります。至らぬ点などがあるかと存じますが、引き続きよろしくお願い致します。

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本記事の監修者

ISEED編集部は、環境技術、環境倫理、環境に関する資格について読者に有益な情報を調査・配信しています。記事制作においてリサーチ、構成、ライティング、編集、グロースハックの仕組みを適切に設計することで読者にわかりやすい文章を作ることを心がけています。

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